スマートフォンやタブレット端末などの普及やテレワークの導入により、無線 LAN を利用する人が急速に増加しています。しかし、適切な情報セキュリティ対策をとらずに利用していると、気がつかないうちに被害に遭うこともあり、注意が必要です。

無線LAN(Wi-Fi)を安全に使うための3ポイント

無線 LAN は、どこからでもインターネットに接続して利用できますが、便利な面がある一方で、電波を使って情報をやりとりするため、気がつかないうちに通信内容が盗み見られたり、ウイルスの拡散などに悪用されたりする被害に巻き込まれるおそれがあります。そこで、無線 LAN を安心して利用するために、とるべき適切な情報セキュリティ対策とは?

公共の場ではファイル共有機能の解除を

ネットワークの共有設定が有効になっていると、不特定多数の人が利用できる公共のネットワークに接続する際に、パソコンのファイルが読み取られたり、ウイルスなどの不正なファイルを送り込まれたりすることがあります。
そのため、公共の場で無線LANに接続する時にはネットワークの共有設定を解除するなどの対策が必要です。

無線LAN(Wi-Fi)のWPA・WPA2とは?

無線LANのセキュリティにはいろいろな手法がありますが、一般的に有効な手法として行われているのは通信の暗号化です。
無線LANのセキュリティ規格には暗号化方式と使用する暗号化アルゴリズムや認証方式の組み合わせによってWPAやWPA2などがあります。

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