拠点のプリンターから印刷したい

本日のお問い合わせ紹介

2023年2月20日 サポート日誌より  

お客様から、「拠点のプリンターから印刷したい」というお問い合わせがありました。

お客様から、外出先の拠点からサーバーを使っている際に、
現地にあるプリンターから印刷をかけたいがどうしたらいいか、
というお問い合わせがありました。

現地のローカルパソコンに複合機の設定があり、
そこから問題無く印刷が出来ている場合は、
簡単な設定でサーバーから現地の複合機へ印刷できます。

設定方法
 ① サーバー接続アイコンを右クリックして「編集」を選択
 ②「ローカルリソース」タブを開く
 ③「ローカルデバイスとリソース」欄の「プリンター」にチェックを入れる
 ④「全般」タブに戻って「保存」を押す

この状態でサーバーに接続して画面左下のWindowsアイコンをクリックし、
スタートメニューの「デバイスとプリンター」を見てみると、
プリンター名の後ろに「(リダイレクト)」と書かれたプリンターが増えます。
これが、ローカルパソコンに設定されている複合機です。

このように、サーバー接続アイコンの編集をするだけで、
サーバーに登録されていないプリンターからでも印刷出来るので非常に簡単です。

ただ、ローカルパソコンにそれぞれ設定が必要になるため、
拠点(支店など)の場合、何台もあると設定が手間になることもあります。
(複合機入れ替えの際はパソコン1台ごとに複合機の設定が必要)

そのため、拠点間をVPN接続して本社と同じネットワークにする方法もあります。
この方法であれば、サーバー側へ複合機の登録が可能になるため、
接続アイコンの編集やローカルパソコンへの設定が必要なくなります。

今回の内容は、あくまでサーバーを利用している場合のお話ですので、ご留意ください。さて、「VPN接続」という言葉が出てきましたが、どんなものかおわかりになりますか?

VPN接続とは?

VPNは「Virtual Private Network」の略です。
カタカナで表記してみると、
「バーチャル プライベート ネットワーク」ですが、
この「バーチャル」は最近ではすっかりお馴染みの言葉ですよね。
今大注目の「メタバース」もバーチャル空間で実現されるサービスです。

もうおわかりのように、「バーチャル」は「仮想」という意味で、
VPNは「仮想的な自分専用のネットワーク」と言ったところでしょうか。
公衆回線を利用するため安価でありながらも、
そこに専用線を仮想的に形成することでセキュリティを確保する仕組みです。

では、VPN接続を実現する仕組みはどんなもので、どんな種類があるのか?
そして、メリットやデメリットはどんなことがあるのでしょう。
詳しく知りたい方は、関連記事をご覧ください。

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