外付けUSBのデータをサーバーでも見たい

本日のお問い合わせ紹介

2021年9月7日 サポート日誌より 

お客様から、「外付けUSBのデータをサーバーでも見たい」というお問い合わせがありました。

お客様から、今日撮ったカメラのデータをUSBでローカルパソコンに挿しているが、
サーバーでも同じデータを見る事は出来ないかとお問合せがありました。

お話を伺うと、データをコピーしてサーバーに持っていきたいわけでは無いとのことでした。
そのため、ローカルパソコンで設定していただくよう下記の設定方法をご案内しました。

サーバー接続アイコンを右クリック → 編集 → ローカルリソースタブ
→ ローカルデバイスとリソース → 詳細 → USB(名称)と”後で接続するドライブ”にチェックをいれる
→全般タブで、接続設定から保存

1台のパソコンを設定してサーバーに再接続していただいたところ、
問題なくサーバー内でデータを確認することが出来ました。

他のパソコンも設定したいとのことでしたが、設定の操作が簡単なため、
あとはご自身で設定されるとのことで対応を終了しました。

お客様の方針で、サーバー側でローカルのデータを読み込めないように設定していない限り
上記の設定で簡単にローカルの情報を見る事が可能です。

シンクライアントでは、サーバーとローカルパソコン間でデータをやり取りできないようにすることで、情報漏洩やウィルスの侵入を防ぐことができます。外付けUSBもローカルパソコンを経由するので、基本的にはサーバー側からは扱えませんが、今回は参照のみということで、USBのデータをサーバー側から見れるよう設定をしました。

USBとは?

今回のお問い合わせに登場した「外付けUSB」とは、USBコネクター付きの記憶装置で、USBメモリとも言われます。この「USB」とは、パソコンに周辺機器を接続するためのシリアルバス規格のひとつです。
USBが策定される前は、プリンタやモデム、マウスなど、機器ごとに接続端子が異なり、それぞれの規格に合ったポートが必要でした。そうした規格を統一して1つのポートで運用できるようにしたのが、USBという規格です。

現在ではほとんどのパソコンにUSBのポートが搭載され、さらにはスマートフォン、タブレット、デジタル家電などにも広く搭載されるようになっています。これにより、キーボードやゲームパッドといった入力機器、プリンターなどの出力機器、さらには外付けハードディスクやフラッシュメモリなど、様々なデバイスを接続できるようになりました。

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関連記事でもご案内しておりますが、USBメモリは特性上、しばらく使用していないと保存したデータが消えてしまう可能性があります。特性を理解した上で、上手に利用しましょう。

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