本日のお問い合わせ紹介
2021年4月6日 サポート日誌より
本日は、商品のデザイン関係のお仕事をされている方からのお問い合わせです。
新しいデザインで使用するフォントがいくつかあるので
インストールしてほしい、ということでした。
シンクライアントでは、個々のパソコンにインストールを行わなくても
全員の環境に一括でフォントをインストールできます。
お客様にて使用したいフォントのデータを用意していただき、
インストールを行い、Excel等で新しいフォントが表示されるのを確認して
完了のご報告を行いました。
余談ですが、
私が初めてインストールしたデフォルト以外のフォントは
”篆書体”です。
パスポートの表紙等で使われている、おごそかな雰囲気の字体です。
学生時代に、旅行のしおりを作成しようと考えた時に
どうせならデザインをかっこよく・・と思ったのが
この書体を見つけたきっかけでした。
今考えれば普通のことですが、デフォルト以外でも
文字をインストールできると知った時の感動は今でも忘れられません(笑)
今更ですが・・フォントとは?
フォントというと、書体という言葉もあり、どう違うのかわかりにくいですね。
書体は、画面表示や印刷などで使用するために、
美的感覚をもって統一的にデザインされた文字のスタイルのことを言います。
代表的な書体には、和文書体の明朝体・ゴシック体・楷書体など、
欧文書体のローマン・イタリック・サンセリフなどがあります。
フォントは、もともと欧文活字の用語で、1つの書体の文字サイズごとに作られた
大文字・小文字・数字・記号類のセットを意味します。
コンピュータのデータとして使われるデジタルフォント は、
書体も含めて文字のことを表す用語として使われています。
デフォルトで搭載されている代表的なフォントとしては、
和文書体では、Windowsなら、メイリオ、游明朝体、
Macなら、ヒラギノ角ゴシックファミリー、游明朝体がおすすめです。
また、欧文書体では、Windiwsなら定番はArialですが、Segoe UIもおすすめです。
Macなら、Helvetica Neue というフォントが搭載されています。
ここでは、ほんの一部しか紹介できませんが、
フォントの種類や特徴を知っていると、
資料作成やプレゼンをより効果的に使うことができます。
標準で搭載されているフォント以外にもダウンロードすれば種類を増やせます。
フリーのフォントもありますが、
有償のフォントは字体の美しさなどにとことんこだわって使うことができます。
しかし、フォントはインストールされていないパソコンでは
表示したり印刷したりできません。
他人のパソコンでプレゼンをする場合は、
使ったフォントがインストールされていないこともあるので、
気を付ける必要があります。
このようなフォントの種類や特徴をはじめ、
フォントがインストールされているか気にせずにプレゼンできる
便利な方法などを知りたい方は、関連記事ものぞいてみてください。
一度、お好みの書体を探してみてはいかがでしょうか。
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フォントの種類と特徴を知っていれば、より効果的な資料を作成でき、デザインにも奥行きが出せます。一方で、フォントを使用する際には注意すべき点があります。そうした注意点と、PowerPointのフォントに関する便利な使い方も併せてご紹介します。