もう5年前くらいですね。

SS（サービス・ステーション）がたくさんあって、日々SSの日報などのやり取りをメールでしていました。各店舗にパソコンを用意してそこで日々の報告書を作ってそれをメールに添付して送り、メールで来たものを部長なり担当者なりが処理して集計したりする業務が基本です。売上は電算センターやメーカーにデータがいくんですけど、どうしてもそことのズレが発生しますし遅いこともあったので、そこが困っていたところですね。

FAXでも送っていましたね。FAX、メール、いろいろ使って本社と営業所とのやり取りというのが基本でしたね。
FAXが来てそれを見て手書きで写して入力して…という作業ですね。
FAXの電話料金が毎月かなりかかっていました。

当時、税制でIT投資に対して全額償却できるよという話をもらって、インフィニティさんを紹介してもらい、導入したという経緯ですね。

すごくうれしかったのがパソコンが壊れにくくなるということです。
だいぶ前から全社でパソコンを利用していかなければならないという中で、最初は何百万もかけてパソコンを1台ずつ現場に置いていました。パソコンは５年６年で壊れてくる。パソコンのことを知らない従業員たちばかりなので、トラブルや故障に対応する人も必要になってくる。だけど、専門の社員は置けない。シンクライアントのシステムは端末は壊れても直さなくていい、そこはすごく効率がいいと思ったのがきっかけですね。

パソコンを使おうと思うと、1台10万とかかかってくるところが1台2～3万で済むわけですから。それに壊れたら直しにいってデータ無理やり引き抜いて。ひと昔前はそんなことがよくありました。

それはもう全部。だからハード的なことは詳しくなりました（笑）。
パソコン、ノート、全部バラせますから。詳しいシステムのデータとかプログラムのことを言われてもわからないですけども、ハード的なことだったらここ変えたら直るとか。
そういうハードのことはわかるんですけど、そういうことをしなくてよくなったのはすごいメリットあったかなと。シンクライアントじゃなかったら、結果的にトラブル対応は一緒でしたものね。

だいぶ違う、全然変わってきますね。今拠点が30ヶ所あるのですが、月1回なんかあったら、30回行かなくちゃならない。
店舗数が多いところなんかは特に違いますね。
今はもうほとんど行ってないです。壊れたら新品買って持っていくだけなので。

今予備機は置いてないです。
パソコン自体はすぐ買えるので。本社の場合はいろいろとソフトを入れないといけないので、各ベンダーさんのルールもあるので難しいところです。
ソフトも全部入るからそこは利点ですよね。
今回も会計システムベンダーさんとのデータのやりとりも併せて両方ともいい具合にシンクロしてるので、結構大きいですよね。他のベンダーさんとシンクロできたら、うちもワークフローなど新しいシステムを入れようということなっても拠点を回らなくて済みますし、それは大きいですね。

今は共有フォルダで全部済みます。
メールは今ほとんど使ってないです。あと、グループウェアを使っているので、FAXもほとんど使ってないです。

紙もだいぶなくなりましたね。毎日の報告を一斉送信していたんですが、それもなくなりました。
一斉送信だけでも毎月10万近くコストがかかってました。
1日で30件を2回3回送るから1日100件近く、月単位にしたら何千件にもなるので、それを一斉送信する業者にまかせてたんです。

不便なところはないですね。
24時間サポートは遅い時間でも対応していただけるのでありがたい。やっぱり遠隔操作ができるというのは大きなメリットですね。私も担当者も本社にいながら「ここまでホームページ開いてここまで繋げてよ」って言ったら現場でできる。最初はアイコン作ってもらってたのでそのアイコンをクリックしてくれって言って、番号もこちらで控えていたのであとは触るなよと。まったく知らない従業員でも操作できるということろは大きいですね。
リモートでそこにはいないけど勝手に直ってる。

関係ないし、壊れたら現場の仕事が止まってしまうので全部対応しなくてはいけない。でも担当者が私しかいない、私1人という状況だったので。
専門の人がいるところならいいんですけどなかなかそこまではね。対応する人に普段他の仕事しろっていってもなかなかできないですしね。難しいところがありますよね。

いいところはね、うちのことをわかってくれているところですね。
同じ人が出てくれると言葉足らずでもわかってくれるみたいな。
それはありがたい話です。

それはないですね。今も昔も変わらないけど、回線が遅いという話がでますが、それもよくなっていてあまり問題ないです。
ありがたい話で、もうオフィスクラウドはなくせないなと。
サーバー壊れた時はどうしようと思ってますけどね。

コロナになってから始めましたね。４月ですね。

事務職です。
営業職は接客があって、現場はできない、本社の事務職のメンバー15～16人は出社してますので、これは減らさなくてはいけないということで、最初は階を分けたりとか、例えば営業が4階に上がったり、事務所分けたりとか、いろいろ考えました。
マスク買おうと思ってもマスクもない状況で、テレワークしようにもパソコンがない、結構大変だったんですよね。みんなまとめて買うし、Zoomしようと思ってもカメラがない。
カメラがなかったらどうする？会社のパソコンは使えないので、iPADは高いからアンドロイドのタブレットを用意しようと。これもなかなかな大変でしたけどね。26台買おうとしましたが17台しか手に入らないと言われたりしました。

Zoomのミーティングで本社と営業所で集まらなくてもいいよ、という形でやっています。これも本社でやるよりも安くなりますね。例えば交通費、高速代、駐車場代を考えると一回4～5万かかる。30人を全員集めますので回数もあればそれだけかかるところ、それがなくなる。
結構大きくて経費の削減にもなりました。
Zoomでの会議はこれからも続けていく予定です。本社のテレワークも続けないと、今は本人たちにある程度まかせているので。書類がたまってきたら出てきて整理して…やはり紙はなくならないのでそこが課題ですね。どうしてもレシートとか営業所でも紙で必要なものは残ってますので。

請求書とかはまだペーパーレスになっていないので、まだデータで送ってくれるところは少ないです。うちもまだe文書に対応していないので、そこも対応できる形にはしていかなければいけない、次の課題はそこかなと思います。
e文書に対応して法的にも問題ない形にはしておかないと、コピーやPDFにしてるからいいって言っても通じないので。

あと、機械が各個人負担の部分も課題ですよね。
電話も問題になってまして、今ガラケーだと安いのでそれを渡してやっていこうかなというところでこれからどれだけ要るかも申請を上げます。
今は本社にかかってきた電話は本社にいる人がとっている。
本社には必ず人が必要かなと。

提案ですね。うちの問題は回線ですね。テレワーク等でいちばんうちの弱くて誰もわからないところなので、こういうのあるよっていうのは提案してほしいし、相談にのって頂きたいなと。かゆいところに手が届く…かゆいところがいっぱいありすぎて（笑）。
現場対応は全部してもらえてる、サポートがしっかりしてもらえてるので問題ないです。コロナの時くらいですかね、電話がつながりにくかったのは。あの時は連絡が絶対多いだろうから、わからないこともないですよ。