- 企業名
- 株式会社キッズ・エンターテインメント
- 事業内容
- ベビー・キッズ用品やおもちゃ、生活雑貨の提供を通して、親と子のグッドリレーションを創造する事業を行っていらっしゃいます。大人も子どもも一緒になって創造を喚起させ、科学者や芸術家気分を味わわせてくれたり、さまざまなイメージをふくらませたり、そんなワクワクドキドキすることで、親と子のグッドコミュニケーションが生まれる、そういう場を創りたいという理念のもとに事業活動を展開しておられます。
- 住所
- 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄2-11-30 セントラルビル2F
- ウェブサイト
- https://www.elfa.jp/
キッズ・エンターテインメント様はグループ会社と一緒に当初利用していただいて、
今回サーバーを新しくしていただきました。
シンクライアントを再度使おうと思っていただいたポイントはありますか?
パソコンに戻る選択肢もあったのではないかと思うのですが。
川口様:パソコンに戻るという選択肢はなかったですね。
シンクライアントは、どこでも同じ環境でやれて共有フォルダも見にいけるし、それがもともと便利でした。
松田様:出張先からもよく利用していました。海外出張も多かったので。
そうした中でコロナのタイミングでテレワークを始められたわけですが、段階的に始められたのですよね?
川口様:3月は時差出勤からはじめましたね。その後、緊急事態宣言が出てテレワークが推奨されたこともあり、公共交通機関は混み合うので、少しでも出社頻度を減らしたい、それにはテレワークだよね。という流れで始めました。
テレワークについて、パソコンはシンクライアントである程度使えると思いますが、それ以外のところで課題はありましたか?
松田様:資料を使いたい時、紙の資料は手元にないとできない、手作業とかも当然できない。紙媒体で管理しているもので必要になるものを想定して持ち帰ることはできませんよね。家にいて「これ確認して下さい!」となったときに紙媒体でしか資料を持っていないと確認できない。
そういうことはありましたがごく一部でしたので、基本的には問題なかったですね。
ペーパーレスが課題ですね。
川口様:社内のことについてはペーパーレスにできるけど、社外のことが絡んでくると、我々だけではどうしてもできない。
松田様:出荷などの専用伝票や納付書の印刷などは、どうしても出社して作業する必要がありますね。
川口様:FAXは送受信がシンクライアントで確認できるので、家で完結できましたね。
松田様:あと他社からの請求書ですね。うちが出す請求書も紙ですけど出社していないスタッフにはできない作業ですし、請求書は郵送で来ますからチェックする作業は紙になります。最近はオンライン請求みたいなのがありますよね。
成田様:営業はほとんど外へ出ているのと変わらないのでその点は問題ないですね。あとはFAXを送る時くらいですね、お客様でFAXしか受け取れない環境のところもありますし。
川口様:シンクライアントからFAXは送れないんでしたっけ?
シンクライアント上のFAXドライバーからWordやPDFを印刷指定すればFAXを送ることができますが、紙をスキャンしてから送りたい場合はスキャナーが必要になりますね。
成田様:作ったファイルであればできるということですね。うちはリファックスもあるから、来たものに納期を書いて送り返さなくてはならないんですよね。
手書きではなく来たPDFなどにソフト上でコメントを入れて送り返すのはどうでしょうか?
石黒様:FAXはここから送れますよね。たぶんPDFの編集ができれば送れます。
編集が難しい時はPDFをWordに画像貼り付けしてコメントを書き、FAXで送るというふうにすれば編集ソフトがなくてもできます。
画質が落ちる可能性はありますが。
松田様:なるほど、そういう手がありますね。
川口様:確かにいろいろなことを組み合わせればできるかもしれないね。
対外的なところはどうしても課題が残るということですね。
社内印鑑はどうですか?
川口様:社内では印鑑の文化はないからいいんですけど、社外とのやり取りに印鑑あるからね。これが完全にテレワークとなると、どこで誰がやるか。
郵送もしなければならない。
コミュニケーションの方は大丈夫でしたか?
電話、WEB、ミーティング、チャットなど。
松田様:本当に些細なことの確認をメールでするのは憚られますね。
そういうのは「明日出勤した時に確認すればいいや」となってしまう。遠慮もあるしメールを打つのも億劫ですね。
川口様:コミュニケーションは隣にいれば楽ですからね。
電話も表情が見えないからわかりにくいですね。
緊急事態宣言も解除されて少し落ち着いたところで他の会社さんも出社が始まったりしていますが、テレワークは今後どうしていかれますか?
川口様:せっかくこういうことができるようになったので、続けてやっていきたいとは思っています。
ただ、どういうやり方がいいのか、今までのように交代で出勤する方式でやっていくのがいいのか、その辺りをどうするかですよね。
今回毎日出勤しなくてもできることがわかったので、これを機に、フレックスタイムのようなやり方とテレワークをうまく組み合わせて、働き方の選択をしやすいようにしたいなと考えています。
働き方のひとつの仕組みとして活用していくということですね。
松田様:電話が課題かなと。今回テレワーク以外で出社していたのが3人ほどで、皆が電話に出ていて鳴りっぱなしになることはなかったよね。
石黒様:お客様もコロナ対策の関係で、同じような状態だったので電話自体が少なかったのかなと。ただ、家にいるお客様が多くなっているので「この商品買えませんか?」などの問い合わせが結構多かったです。そうすると電話に出られる人数が少ないと、対応に追われ、その日に商品が用意できないケースも増える可能性があります。
件数は少ないですが内容的に困ることも結構ありましたね。
転送用の電話番号を一つ契約しその番号に転送すると、登録した携帯電話に複数同時転送してくれるというクラウドサービスもあります。
月額のサービスを追加するだけで仕組みを大きく変えなくてもいいので、今後テレワークを続ける場合に利用することはできると思います。
松田様:今回、感染予防の観点からテレワークをしていますが、働き方の観点からするともっと違う形もあるのかもしれない。
採用の幅も広がるかもしれないですね。
川口様:極端な言い方したら、営業で言えば直行直帰で会社に出なくてもいいかもしれない。
成田様:直行直帰は慣れるまでは不安にはなりますが、慣れてしまえば断然その方が動きやすいと思います。会社に来ないことってこれまで経験したことがない。営業をしていても一旦会社に行ってからスタートするのが基本で、出社しないまま仕事に入るというのは気持ちのスイッチが入れ替わらないので、頭も体も慣れるまでに時間がかかるでしょうね。
直行直帰はこれまでもありましたが、数日のことでずっとではない。
会社に出てこなくていいよというのが基本になると、なんとなく不安な点はありますね。
川口様:全員が100%というわけにはいきませんが、せっかくやれた以上は何かやりたいなとは思います。そういう企業は多いんじゃないですか?
それこそ東京のお客様は緊急事態宣言が終わってもあと一カ月くらいはそのままテレワークをしています、出社しなくても意外といいねという話が出てきていますね。
川口様:東京なんかは家賃も高いから、もっとオフィス狭くしたり、オフィスを都心に置いて狭くするなどいろんな選択肢があるんじゃないかな。
成田様:フリーアドレスなどにすれば人数分席もいらないですね。
インフィニティでも全員テレワークの時は、絶対これだけのオフィススペースは要らないなと思いました。その分コストが減ったら利益率が断然高くなりますからね。
ただ、ずっとテレワークとなってしまうとコミュニケーションを取る場が心配ですね。
川口様:仕事以外の雑談もできないですからね。雑談は重要なんですよ。あいつちょっと元気ないなーとか、ひとこと言ってあげた方がいいなとか。
雑談は大事ですよね。
では次に弊社のサポートを利用していただいての感想やよかった点、
直してほしい点などあれば教えて下さい。
石黒様:リプレイスの運用開始時は結構トラブルが多くて電話で対応して頂いたのですが、早く対応して頂いて助かっています。どの方が出られてもちゃんと話を分かって下さるし、担当して下さっていた以外の方に話してもちゃんと話が通じるので助かります。それはこういう仕組みがあるからなんだなと先ほどのお話を聞いていてわかりました。
松田様:実際に何度かありましたが、TeamViewerで何かあっても遠隔で直してもらいました。そういうのがいいですね。
良し悪しありますが、やはり来てほしいというお客様が中にはいらっしゃいます。我々としては移動の時間で解決できた方がお客様のためになるのではないかと、こういう形でサポートさせて頂いています。
松田様:サーバー以外のことも相談に乗ってもらえるのは助かりますね。
川口様:皆さんすごく親切ですね。私はパソコンのスキルも低いのでたぶんシンクライアントに関係ないこともいろいろと聞いたりしています。
今後インフィニティにこういうことをやってほしいことがあれば教えていただけますか?
松田様:サポートに関しては、システムベンダーのサポートセンターがありますがそういうところはあまり電話しないですね。たいていインフィニティさんに電話すると解決してくれますから。プリンタのことなどもっといろいろなことを聞けるといいですね。例えばFAXどうやって送ればいいのかなど聞けば教えてくれますよね。
これってできるの?と聞いていただければ、できることであればやらせて頂きます。
川口様:何を聞いたらいいかわからないときがあるんですよ。Office365の使い方にしても、導入はしたけれど皆には導入したよとしか私は言えないので、こういう場をたまに設けて頂けると皆も使えるイメージが湧きますよね。
シンクライアントやOffice365を入れて進化していてせっかく使えるのにわかってないから聞けない。たまにそういうヒントを与えてもらえると「今度これ聞こう」とか、やっているうちに「あれ聞けるな」という具合にできますよね。
テレワークももっとうまくできる気がします。お客様にもこれからはこういうやり方でやりますよという提案がこちらからできるようになるといいですね。
業務にもう少し踏み込んだ使い方の情報がお伝えできればいいということですね。
川口様:全国にお客様がいらっしゃるのですが、本当は訪問するのがいいんです。でも今回のように訪問できなかったりする場合、時間や経費もかかりますので、シンクライアントと何かを組み合わせたらWEB提案ができる、うちだったらこういうやり方ができますよ、WEB展示会ができますよなど、いろいろアドバイスしていただければと思います。
営業の仕方を含めた提案が欲しいということですね。かしこまりました。
本日はお忙しいところ有り難うございました!